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雨降る中に


梅雨も只中となり、今日の夕方にはゲリラ豪雨のような強い雨が二度も降りました。

なにかと疎まれる梅雨の季節は、もともと私もあまり好きではありませんでした。
傘が邪魔であるとか、仕事中はスーツの汚れが気になるだとか、湿気を多く含んだ空気は髪や肌にもあまりいい影響は与えていない気がしていました。

しかし、毎日の朝礼の中で非常に興味深い言葉が目に止まりました。
企業の一員としての心構えや日々の心の在り様を教えてくれる『職場の教養』という冊子の読み合わせのなかで、
「暑ければ暑さを嫌がり、寒ければ寒さを嫌がり、雨が降ればその雨を嫌がってはいませんか?」
という問いかけがありました。

何気ない一文でしたが、私はこの言葉が何故か今でも覚えているほどに心に残っています。

確かに日々の暮らしのなかで、夏になればクーラーを強くかけ、冬になれば暖房に囲まれ、風が強い休日は部屋から出ない。
無意識のうちに、その時々の季節や時候を避けるような生活をしていたかもしれません。

日差しの強い日は眩しさのあまり俯き、雨の日は傘をさして俯く。
ふと自分の歩き方がそんなふうになっていることに気づかされました。

物事は捕えようでプラスにもマイナスにもなるし、マイナスに捕えようと思えばどんな日も『楽しくない一日』で終わってしまいます。

雨が降る日ほど、弊社の社長の朝の挨拶は元気いっぱいです。
草木が喜んでいるのが嬉しいとのことで、人間以外の目線での人生観を教えてくれます。

どうせなら楽しい一日、顔を上げて歩く一日にしたいものです。


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